■個人サロンの必要性
そもそも個人サロンは社会に必要とされているのか?
と言う問題があるかと思います。
大手サロンではなくて、個人サロン。
んーやはり必要とされているかな、と思うところは多々あります。
悩みを解決する役割から、悩みを含めた「人生」に貢献する役割へ
ただ単に悩みを解決したいお客様は、
わざわざ個人サロンに足を運ぶことはない気がします。
何かほかにも理由があって、
個人サロンを選んでいるのではないかと。
もちろん、個人個人違うと思うのですが、
「人と人とのつながり」みたいなものを
望んでいるのではないかなと。
だからこそ、従来型のサロンではなくて、
何か新しいサロンを考えていく必要性があると思います。
そして何より、サロンオーナーという人間(存在)が、
重要視されている時代が来ているのではないかなと。
■個人サロン経営の素晴らしさ
私自身、個人サロンを経営してきて、
良かったなぁと一番に思う事は、
お客様に感謝され、その感謝は自分が作り出しているということ
に他なりません。
開業して、集客して、接客して、サービスを提供する―
一連の流れすべてを自分自身が担当し、責任を負う。
だからこそ、お客様からの感謝は大きな喜びであり、
やりがいであり、感動であるのだと思います。
自分以外の他者(社会)の「役に立っている」という実感。
その実感は、サラリーマンをしていた時よりも、
遥かに大きいものです。
そして、経済的な自由や、
時間的な自由が得られるということ。
万人に共通する一般的な「豊かさ」を
手に入れることもできるのではないでしょうか?
■個人サロン経営の問題点
上記のような「豊かさ」を求めて、
現在、個人でサロンを開業する人が増えています。
特に自宅の一室を活用して、サロンを開業する。
インターネット・SNSの発達により、
誰でも安価で、情報発信が可能になったことが大きな要因である気がします。
これによりサロン集客が、比較的安易になりました。
とはいえ、誰しもがサロンを開業して、上手くいくわけではないです。
明確な二極化が進んでいる感じもします。
お客様で溢れているサロン、全くお客様が来ないサロン……。
その差はどこにあるのか?
私なりに3つの原因を考えてみました。
1、知識・思考・行動不足
基本的に知識が不足している気がします。
集客について、経営について、「人間」について。
知識が無いから、思考もままなりません。
行動も「なんとなく」であり、
成果が出ないため、すぐに止めてしまう。
「学び」が不足しているように思います。
本を買ったり、話しを聴きに行ったり、
それこそインターネットで調べたり……。
そういった努力が必要です。
自分なりに学び、考え、行動する。
2、オリジナリティの不足
どのサロンも似たり寄ったりなんです。
なぜなら「自分なりに」考える
ということをしていないからです。
誰かに言われたように、
誰かが言っていたように、
「みんなそうやっているから」という病。
どのサロンも同じに見える。
お客様からもそう見えているはずです。
だから選べない。
「自分らしい」オリジナル溢れるサロンを。
そして、それを表現していく。
せっかく自分で自由に作れるのですから、
自分らしい楽しいサロンを作っていきたいですね^^
3、お客様への想いの不足
本当にビジネスをしたいのか?
社会の役に立つ仕事にしたいのか?
自分の豊かさばかり考えていないか?
「お客様」に対して、真剣なのか?
そもそもの大前提がおかしくないか?ということを
懸念しています。
自分の理想や憧れが先行しすぎていて、
お客様の存在が無視されてしまっている。
大抵のことは、
「お客様に対する想い」があれば何とかなります。
学びに対する意欲も、行動の継続も、試行錯誤も、
絶えることがないはずです。
上記3点を充足できるように努力を重ね、成長すること。
それこそが、お客様の人生に貢献できるサロンとなり、
その結果、サロンオーナーも豊かさを享受できると考えています。